【行政書士試験合格しました!】~これからのブログについて~

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令和5年度の行政書士試験の結果発表が令和6年1月31日にありました。
今まで地方公務員として働きながら業務の能力向上として勉学に励んできました。そして今年行政書士試験に無事に合格することが出来ました。応援していただいた皆様ありがとうございます。

行政書士試験ってどんなもの

行政書士試験の科目は「基礎法学」「憲法」「民法」「行政法(一般的法理論・統合、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法・損失補償、地方自治法)」「商法」「一般知識等科目:政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解。」があります。
配点としては基礎法学8点(択一式2問)、憲法28点(択一式5問、多岐選択式1問)、民法76点(択一式9問、記述式2問)、行政法112点(択一式19問、多岐選択式2問、記述式1問)、商法・会社法20点(択一式5問)般知識等科目:政治・経済・社会28~32点(択一式7~8問)情報通信・個人情報保護12~16点(択一式3~4問)文章理解12点(択一式3問)です。
合格基準は①行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、満点の50パーセント以上である者②行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、満点の40パーセント以上である者③試験全体の得点が、満点の60パーセント以上である者とされており、300点満点の180点以上である必要がある試験です。また足切りもあり、①法令等科目の配点は244点満点のため、122点未満の場合は足切りとなり不合格が確定します。②一般知識等科目の点数が40%未満だと、足きりとなってしまいます。一般知識等科目は56点満点のため、24点未満だと足きりとなり不合格が確定します。③記述式以外の合計240点のうち120点未満の場合、足切りとなり記述式を採点してもらえません。といった試験内容でした。
過去5年間の平均合格率は11.64%でしたが、令和5年度試験の合格率は合格率13.98%となりとても助かりました。それでも合格率が15%を切っているので難しい試験でした。
結果報告は以上にして、これからの事について触れたいと思います。

行政書士とは?

行政書士とは、官公署に提出する許認可などの書類を作成・手続きの代行をするのが主な業務です。
①「官公署に提出する書類などの作成」…「許認可(許可認可)」が多く、会社設立手続き・建設業の営業許可・飲食店や遊戯店の開店許可など様々な手続きを行います。
②「官公署に提出する書類作成」だけではなく、依頼者の代理として申請手続きを行います。
③「権利義務に関する書類」や「事実証明に関する書類」の作成…「権利義務に関する書類」は、主に相続関係や契約書関係で、「事実証明に関する書類」は、会社関係や会計・調査の書類などを作成することが出来ます。

私の経歴の中で、公務員として17年以上従事すれば取得可能な資格ではありますが、業務知識の向上や今の業務や経験を活かし独立開業が出来ることを踏まえ取得することにしました。

ブログ内容を変更します。

このブログでは「今まで学んだ社会制度や法律知識をアウトプットし、皆さんの日常生活や仕事に役立つ情報を配信」というコンセプトでやってきました。特に、福祉業務に携わってきたため、社会保障制度「医療に関すること」「介護保険に関すること」「失業や労災など」「年金に関すること」「生活困窮者支援に関すること」などを記事としてご紹介してきました。
 今回行政書士の合格と実務で行政事務に携わる経験から行政書士として学んだ法律知識や行政書士として開業をしていく為の知識習得とアウトプットの場としてブログを上げていきたいと思っております。今後の記事では、行政書士試験で合格を目指す方はもちろんのこと、行政書士の実務ってどんなことと興味がある方自分の生活に必要な法的知識など情報を得たい方に向けてブログを書いていけたらと思っています。
現在考えている具体的な内容としては「民法」「行政法」を身近に感じてもらえるよう具体例などを用いて解説していこうと思っています。特に民法や行政法は生活の一部として無くてはならない基本的な法律です。実は知らないだけで日常のさまざまなことに法律が関わっているため、何かあった時だけでなく、知っているとふとした時に「なるほどな」と思えることがあるかもしれません。
また、私もこれから勉強することになるのですが、行政書士の実務として「相続手続き」に関する知識や「権利や義務に関する業務」、「各種許認可に関する知識(建築許可や農地転用、古物商などなど)」、「会社設立に関する業務」、「補助金取得に関する知識」なども記事にしていけたらと考えております。この記事を書くことで、自分の実務の勉強と皆様の業務や日常に役立ててもらえたらと思います。
皆様の少しでもお役に立てる情報を配信していけたらと思っておりますので、今後とも宜しくお願いいたします。このブログを読んで「もっとこんなことが知りたい」「もっとこんなことを書いてほしい」などご意見がありましたら、気軽にお問合せいただけると幸いです。

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